|
夜空メータープロジェクト発動! |
|
宮教大惑星科学研究室の千島さん(M1)から、鶯沢工業高校の伊藤芳春先生考案の夜空メータープロジェクトについての報告をいただきました。7月23日には仙台市天文台で実習があります。星空観察ネット勉強会で盛り上げていきましょう。ご協力お願いいたします。 また、鶯沢工業高校の伊藤芳春先生からは、同高校で行った「小さな天体観測会」の報告をいただきました。 この観測会で、また少し、星空を見上げる人たちが増えたのではないでしょうか。 Ms. Takataからのロンドン便り第3弾は、ロンドン大学天文台訪問レポートです。さすが、英国!歴史のある望遠鏡が今も活躍中でした。 |
||||||||||||||||||||||||
|
夜空メーター製作記〜鶯沢工業高校編〜 宮城教育大学 惑星科学研究室 千島拓朗
星空観察ネットのみなさん、こんにちは。 宮城教育大学惑星科学研究室の千島です。 鶯沢工業高校の伊藤芳春教頭先生が考案された夜空メーターのプロジェクトがスタートしました。 今回は夜空メーターの紹介と5月11・12日に鶯沢工業高校で行われた製作に参加してきましたので活動の様子を報告させていただきます。 まず、夜空メーターについて簡単に説明します。 夜空メーターは夜空の明るさと夜空メーターの発光ダイオードの明るさを同等にし、そのときに発光ダイオードに流れる電流を電圧に変換して読み取ることで夜空の明るさを数値化し、場所や時間、方角による比較を行うことができる装置です。 図1の写真は2号試作機です。筒の先に発光ダイオードが取り付けてあり、本体のつまみを回すことでダイオードの明るさを変えて夜空の明るさと等しくします。筒を自由に動かしていろいろな方向の測定を行うことができます。
図2は発光ダイオードの明るさと夜空の明るさとの比較イメージです。実際には発光ダイオードを暗くすると夜空の明るさに埋もれて見えなくなります。発光ダイオードが見えるか見えないかの境界で表示される数値を読み取ります。 このプロジェクトの目標は、夜空メーターを製作する高校生、そして測定を行う高校生・中学生と多くの生徒たちが地域や学校の垣根を越えてそれぞれの役割を分担し、協力して結果を得ること、光害などの影響を環境問題としてとらえて調査を行うこと、そして星空への興味付けとして実際に夜空を見上げることを考えています。 今回は夜空メーターの製作として、鶯沢工業高校の蘇武先生と加藤先生、そして電気研究部の皆さんにご協力していただきました。 まず、各部品の製作を行いました。鶯沢工業高校の機械を使って基盤やアクリル板の加工を行いました。 機械科の生徒もいて機械の操作など、非常に慣れていました。
工業高校ならではの機械や工具を使って、作業を行いました。 図3はアクリル板に穴を開けている様子です。アクリル板は割れやすく、難しい作業でしたが丁寧に作業を進めてくれました。 いよいよ、基板に部品を取り付ける段階です(図4)。私も一緒になってハンダ付けや組み立てなどを行いましたが生徒のほうが手際もよく、慣れた様子で次々と組み立てていきました。さすが電気研究部の皆さんです。
今回の活動で夜空メーターの本体部約20個が完成しました。これからも部活動や授業の一部として製作を進めていただき、総数40個を完成させる予定です。 ご協力いただいた鶯沢工業高校のみなさん、ありがとうございました。 今後は発光ダイオードを取り付ける筒の製作、観測テストを夏休み前までに行う予定です。また、仙台市天文台のプラネタリウムをお借りして、操作方法についての説明会を7月23日に行います。下の「お知らせ」にご案内があります。どうぞご参加ください! 参考資料: 伊藤芳春、高田淑子(2004) 夜空メーターの製作と星空環境の測定,宮城教育大学環境研紀要第7巻,95-97. 登米栗原支部総合文化祭で発表
小さな天体観測会 鶯沢工業高校 伊藤芳春
今年の春は土星・木星の観望好機だったので校内の希望者対象に小さな観測会を開きました。観察対象の土星・木星の写真を入れたポスターをつくり職員室に掲示しました。この写真は仙台の自宅の望遠鏡で撮影したものです。
日時:4月19、21日 午後7時〜8時
|
![]() |
![]() |
| 天文台全景 | 約150年前の口径20cm屈折望遠鏡 |
![]() |
口径60cm屈折望遠鏡 |
街明かりの影響で、夜空に見られる星の数もずいぶん異なります。そこで、 夜空の明るさ環境を数値化できる「夜空メーター」を用いて、みなさんの居住 地域の夜空の明るさを測定し他の地域と比較する広域調査に参加しませんか。
下記の要領で、夜空の明るさ環境調査を実施する際に用いる「夜空メーター」 の操作・測定法に関する実習会を開催します。特に、今回は、仙台市天文台に ご協力いただき、プラネタリウムが創出する様々な空の明るさの中で、参加者 全員が夜空メーターを実際に操作し、空の明るさを測定するという実践に即し た実習となる予定です。みなさんお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。 実習会に参加される方、あるいは、今回の実習会には参加しないが資料をご希 望の方、あるいは広域夜空の明るさ環境調査に興味のある方は、点線より下の 情報を申込先メールアドレスまでご返送いただけると幸いです。
なお、夜空の明るさ環境調査ならびに夜空メーター製作活動に関する詳細は、 下記のサイトをご参照ください。
中学生が実施した光害調査による環境評価活動とその教育的意義、長島康雄他、
http://www.eec.miyakyo-u.ac.jp/meme/data/kiyou6/08.pdf
夜空メーターの製作と星空環境の測定、伊藤芳春他、
http://www.eec.miyakyo-u.ac.jp/meme/data/kiyou7/11.pdf
-------------------------------
Check! -- 佐藤拓也先生のホームページ METEORITE 予告編 --
通信16号でも隕石・流星群についての原稿をいただきました、角田市北角田中学校の佐藤拓也先生のホームページの作成が公開に向けて着々と進められています!隕石とそこから広がる科学をテーマにしたホームページとのこと、とても楽しみですね。
今現在、予告編としてトップページやコンテンツの一部を見ることができます。わかりやすく親しみやすい雰囲気のページに仕上がっています。気になる隕石の写真も…! 完成が待ち遠しいです。
佐藤先生のホームページ METEORITE http://www.geocities.jp/meteorite115/
|